●議事日程 第1 会期の決定 第2 議案第10号 秦野市伊勢原市環境衛生組合議会の議員等の議員報酬等に関する条例及び秦野市伊勢原市環境衛生組合特別職職員の給与等 に関する条例の一部を改正することについて 第3 議案第11号 秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の給与に関する条例及び秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の勤務時間、休日、休暇等に関 する条例の一部を改正することについて 第4 議案第12号 平成21年度秦野市伊勢原市環境衛生組合会計補正予算(第1号)を定めることについて 第5 議案第13号 工事請負契約の締結について 本日の会議に付した事件 日程第1〜日程第5 議事日程に同じ 出席議員(10名) 1番 渡 邉 孝 広 2番 橋 照 雄 3番 込 山 弘 行 4番 福 森 登 5番 諸 星 光 6番 石 井 誠 一 7番 渡 辺 紀 之 8番 笠 原 国 昭 9番 風 間 正 子 10番 前 田 秀 資 欠席議員(なし) 説明員出席者 組合長 古 谷 義 幸 副組合長 長 塚 幾 子 事務局長 石 川 和 利 施設計画担当専任技幹 安 藤 茂 (総 務 課) 総務課長 小 澤 豊 施設管理担当専任技幹兼業務班技幹 天 野 吉 雄 庶務班主幹 小清水 雅 之 (施設計画課) 施設計画課長 串 田 浩 施設計画班技幹 小 宮 政 美 (工 場) 参事兼工場長 杉 崎 孝 施設管理班主幹 府 川 克 己 (秦野市及び伊勢原市) 秦野市環境産業部長 高 橋 昌 和 伊勢原市経済環境部長 宍 戸 晴 一 伊勢原市環境美化センター所長 清 田 一 美 秦野市清掃事業所参事兼所長 橋 本 晋 一 秦野市清掃事業所資源化担当所長兼所長補佐 桐 山 元 通 議会事務局職員出席者 事務局長 中 村 良 典 事務局次長 北 村 眞 司 次長補佐 橋 喜 勝 議事調査班主任主事 小 島 正 之 議事調査班主事 小 泉 祐 介▼午前 9時50分 開 会
○風間正子議長 [ 1 ] | ただいまの出席議員は10人全員の出席を得ております。 |
これより平成21年秦野市伊勢原市環境衛生組合議会第2回臨時会を開会いたします。 | |
本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。 | |
直ちに本日の会議を開きます。 |
▼会議録署名議員の指名
○風間正子議長 | 「会議録署名議員の指名」を行います。 |
この臨時会の会議録署名議員は、会議規則第94条の規定に基づき、議長において込山弘行議員及び福森登議員を指名いたします。 |
▼日程第1 会期の決定
○風間正子議長 | 日程第1 「会期の決定」を議題といたします。 |
お諮りいたします。この臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 |
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○風間正子議長 | 御異議なしと認めます。 |
したがって、会期は本日1日と決定いたしました。 |
▽日程第2 議案第10号〜日程第5 議案第13号
日程第2 議案第10号 秦野市伊勢原市環境衛生組合議会の議員等の議員報酬 | |||
等に関する条例及び秦野市伊勢原市環境衛生組合特別 | |||
職職員の給与等に関する条例の一部を改正することに | |||
ついて | |||
日程第3 議案第11号 秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の給与に関する条例 | |||
及び秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の勤務時間、休 | |||
日、休暇等に関する条例の一部を改正することについ | |||
て | |||
日程第4 議案第12号 平成21年度秦野市伊勢原市環境衛生組合会計補正予 | |||
算(第1号)を定めることについて | |||
日程第5 議案第13号 工事請負契約の締結について |
○風間正子議長 | 次に、日程第2 「議案第10号・秦野市伊勢原市環境衛生組合議会の議員等の議員報酬等に関する条例及び秦野市伊勢原市環境衛生組合特別職職員の給与等に関する条例の一部を改正することについて」から日程第5 「議案第13号・工事請負契約の締結について」まで、以上の4件を一括して議題といたします。 |
組合長から提案理由の説明を求めます。 | |
組合長。 |
〔組合長登壇〕
◎古谷義幸組合長 [ 2 ] | おはようございます。本日ここに、給与等の条例改正について急施を要しますので、臨時議会を招集させていただきました。議員の皆様には、御多忙の中、貴重なお時間をいただきましたことに感謝を申し上げます。 |
それでは、御提案しました諸案件についての説明をいたします。提案をしました案件は、条例の改正案2件、補正予算案1件、工事請負契約の締結案1件の合わせて4件であります。 | |
初めに、「議案第10号・秦野市伊勢原市環境衛生組合議会の議員等の議員報酬等に関する条例及び秦野市伊勢原市環境衛生組合特別職職員の給与等に関する条例の一部を改正することについて」を御説明いたします。本案は、次の議案において説明しますように、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定等に準じて行う一般職職員の給与改定に準じ、議会の議員及び組合長等の特別職職員の期末手当について、年間の支給率を0.35月引き下げるものであります。支給率の引き下げによる減額分については、本年6月の期末手当で暫定的に0.2月を引き下げておりますので、12月は残りの0.15月の引き下げとなります。 | |
なお、本条例の施行日は、公布の日からとします。 | |
次に、「議案第11号・秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の給与に関する条例及び秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正することについて」を御説明します。本案は、本年度の人事院勧告に基づき行われた国家公務員の給与改定に準じ、一般職職員の給与について、所要の措置を講ずるものであります。 | |
改定の内容を申し上げますと、給料月額を平均0.2%引き下げるとともに、期末・勤勉手当の支給率を年間で0.35月引き下げるものです。期末・勤勉手当につきましては、特別職と同様に6月において、暫定的に0.2月引き下げておりますので、12月は残りの0.15月の引き下げとなります。また、民間の給与との均衡を図るため、既に支給した本年4月から11月までの給料、地域手当、管理職手当、並びに6月の期末・勤勉手当に係る較差分を12月支給の期末・勤勉手当で減額調整を行うこととします。この改正により一般職職員給与費は、約680万円の減額となります。 | |
あわせて人事院勧告においても触れられていた労働基準法改正に伴う時間外勤務手当の支給率の引き上げ及び代替休制度を設置します。 | |
なお、本条例の施行日は、労働基準法改正に伴うものについては平成22年4月1日とし、他の条例については公布の日からとします。 | |
次に、「議案第12号・平成21年度秦野市伊勢原市環境衛生組合会計補正予算(第1号)を定めることについて」を御説明します。今回の補正は、第1回臨時会で御議決をいただきました議案第4号と5号、及び先ほど議案第10号と11号で御説明しました条例改正に伴う予算の修正をあわせて行うため、歳入歳出でそれぞれ708万8,000円を減額するものであります。 | |
内容としましては、まず議会費について、組合議会議員の期末手当の支給率引き下げ分として26万2,000円を減額します。次に、総務費及び衛生費につきまして、組合長等の特別職職員の期末手当の支給率引き下げ分として3万4,000円を減額し、一般職職員の給料及び期末手当等の減額分679万2,000円をあわせて減額するものであります。なお、歳入につきましては、前年度繰越金を減額し、収支の均衡を図りました。 | |
これにより平成21年度秦野市伊勢原市環境衛生組合会計の歳入歳出予算額は、24億8,291万2,000円となった次第であります。 | |
次に、「議案第13号・工事請負契約の締結について」を御説明します。本案は、今月10日に仮契約をしました秦野衛生センター100キロリットルし尿処理施設解体・撤去工事について、工事請負契約を締結したく、秦野市伊勢原市環境衛生組合契約、財産及び施設に関する条例第1条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 | |
本工事は、し尿処理業務の廃止に伴い、現在稼働を停止している秦野衛生センター100キロリットルし尿処理施設を解体するものであり、本年度から2か年の継続事業として実施するものであります。なお、工期につきましては、平成22年11月30日までとしております。 | |
以上をもちまして、御提案をいたしました案件の説明を終わります。よろしく御審議の上、御議決賜りますようお願い申し上げます。 |
〔組合長降壇〕
○風間正子議長 | 提案理由の説明は終わりました。 |
これより審議に入るわけですが、議事の整理上、区分して行います。 |
▽日程第2 議案第10号
日程第2 議案第10号 秦野市伊勢原市環境衛生組合議会の議員等の議員報酬 | |||
等に関する条例及び秦野市伊勢原市環境衛生組合特別 | |||
職職員の給与等に関する条例の一部を改正することに | |||
ついて |
○風間正子議長 | まず、日程第2 「議案第10号・秦野市伊勢原市環境衛生組合議会の議員等の議員報酬等に関する条例及び秦野市伊勢原市環境衛生組合特別職職員の給与等に関する条例の一部を改正することについて」を議題といたします。 |
これより質疑に入ります。 |
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○風間正子議長 | 質疑なしと認めます。 |
これより討論に入ります。 |
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○風間正子議長 | 討論なしと認めます。 |
議案第10号を採決いたします。 | |
議案第10号を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 |
〔賛成者起立〕
○風間正子議長 | 賛成全員であります。 |
したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。 |
▽日程第3 議案第11号
日程第3 議案第11号 秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の給与に関する条例 | |||
及び秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の勤務時間、休 | |||
日、休暇等に関する条例の一部を改正することについ | |||
て |
○風間正子議長 | 次に、日程第3 「議案第11号・秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の給与に関する条例及び秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正することについて」を議題といたします。 |
これより質疑に入ります。 | |
笠原国昭議員。 |
〔笠原国昭議員登壇〕
◆8番笠原国昭議員 [ 3 ] | それでは、議案第11号・秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の給与に関する条例及び秦野市伊勢原市環境衛生組合職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正することについての質疑を行います。 |
政府は、10月27日に国家公務員の月例給と期末・勤勉手当を引き下げる人事院勧告を完全実施する給与改正法案を閣議決定しました。一般行政職の年間給与は、平均で15万4,000円減額になります。これらは、民間企業の給与実態の悪化を受け、とりわけ期末・勤勉手当は年間で0.35か月分と、過去最大の削減であります。この賃金勧告を実施すれば、地方公務員を初め公務関連労働者の賃金に連動し、民間賃金にも否定的な影響を及ぼし、個人消費が冷え込み、デフレ傾向をさらに加速させ、景気のさらなる悪化が心配されます。 | |
具体的な質問としまして補正予算等にも出ていますが、確認の意味で質疑を行います。第1に、給料表の改定対象者と対象者以外の数を聞いておきたいと思います。 | |
第2に、減額調整の金額、1人当たりの影響。補正にもありますが、確認の意味で聞いておきたいと思います。 | |
第3に、期末・勤勉手当で減額される金額、さらには6月期の0.2か月分を合わせると幾らになるのか、聞いておきたいと思います。 | |
また、参考までに秦野市のラスパイレス指数を聞いておきたいと思います。 | |
第5に、時間外勤務の関係で、現在一月に60時間以上の残業を行っている人はいるのかどうか。また、これまでの残業状況について聞いておきたいと思います。 | |
以上であります。 |
〔笠原国昭議員降壇〕
○風間正子議長 | 総務課長。 |
◇小澤 豊総務課長 [ 4 ] | おはようございます。よろしくお願いいたします。それでは、笠原議員の御質問にお答えをいたします。 |
1点目の給料表の改定の対象者でございますが、まず本組合の職員構成でございますけれども、秦野市の派遣職員が8名、伊勢原市からの派遣職員が3名、組合の職員が34名、合計で45名の体制でございます。このうち伊勢原市の3名につきましては、組合といたしましては職員給与の支給をせず、年度末に一括して人件費の負担金を支出してございますことから、給与改定につきましては伊勢原市の対応になるわけでございます。この3名の伊勢原市の派遣職員を除きますと、再任用職員の4人を含めまして42名となりますけれども、このうち今回改正となります職員につきましては、若年層の1名を除きまして41名でございます。 | |
次に、2点目の減額調整の金額と1人当たりの影響額についてでございます。4月から11月までにおきます民間給与との較差相当分、これが減額の調整額でございますけれども、全体では38万9,000円でございます。1人当たりの影響額は、平均で約9,500円でございます。この額を12月の期末手当から減額することになります。 | |
それから、3点目の12月期の期末・勤勉手当で減額される金額と6月期を合わせて幾らかという御質問でございますが、12月期で0.15月の引き下げとなります一般職員につきましては、38名分で245万1,116円、1人当たり平均6万4,500円の減額となります。また、再任用職員につきましては、こちらは0.15月ではなくて、0.05月の引き下げでございますけれども、4人分で4万9,808円、1人当たりの平均額は1万2,500円の減額でございます。一般職員、再任用職員含めますと、全体では250万924円の減額となります。 | |
また、6月期を合算いたしますと、一般職員につきましては0.35月の引き下げですが、613万8,576円、それから再任用につきましては0.15月の引き下げになりますが、14万9,424円、全体では628万8,000円の減額となります。 | |
それから、4点目の秦野市のラスパイレス指数についてでございますが、これにつきましては、秦野市にかかわる内容でございますので、組合がお答えする立場にございませんが、参考までに神奈川県からいただいた資料によりますと、平成20年4月1日現在で100.1ということでございます。 | |
それから、5点目の時間外勤務が一月60時間以上の対象者と残業状況でございますが、今年度4月から10月末までの7か月間におきましては、60時間を超えた例はございません。なお、一月当たりの平均でございますが、行政職給料表(1)適用職員においては17時間、行政職給料表(2)適用職員におきましては13時間の平均ということでございます。 | |
以上でございます。 |
○風間正子議長 | 笠原国昭議員。 |
◆8番笠原国昭議員 [ 5 ] | 基本的な考え方につきましては、5月臨時会で一定程度述べました。今回の国家公務員に準じた引き下げが全体に及ぼすといいますか、労働界に及ぼす影響というのは、かなりあるのではないかというふうに思っています。民間が引き下がって、さらに今度は公務員に影響して、公務員の影響がさらに民間に影響するという、負のサイクルといいますかね、限りない状況が生じてしまってきているのだというふうに考えています。安心して生活が送れない、あるいは住宅ローンを組んでも心配になってくるという状況が、ますますこのままではつくり出されるということでありますので、議員と特別職については賛同しましたが、職員給与については引き下げることはしないほうがいいのではないかというふうな考えを持っています。 |
それで、今回の国家公務員の期末と勤勉手当の算定基準が12月1日だということで、勧告どおり実施するには法案が11月30日まで通らなければ実施することも不可能になるという状況であります。まだ30日まで時間がありますが、ここの辺でどのような、かなりぎりぎりの話になると思いますが、どういう状況判断をされているのか、1点聞いておきたいと思いますし、あるいは人勧とのあり方も今議論がされているところであります。そういう意味では、これらに対して御見解があれば聞いておきたいと思いますが、よろしく。 |
○風間正子議長 | 総務課長。 |
◇小澤 豊総務課長 [ 6 ] | 国のほうの今後の見通しということでございますけれども、我々地方公務員の給与決定につきましては、地方公務員法の規定によりまして職務給の原則、均衡の原則、条例主義の原則というものがございます。また、国におきましても均衡の原則というものがございまして、これにつきましては、民間給与とのバランスをとるというような原則がありますので、国においても我々と同じように改正が行われるものということで理解しております。 |
今後の人勧につきましての質問でございましたけれども、これにつきましても今までどおり均衡の原則に倣って同じように人勧というものが行われるというふうに理解しておりますけれども、よろしくお願いします。 |
○風間正子議長 | 他にございませんか。 |
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○風間正子議長 | これで質疑を終わります。 |
これより討論に入ります。 |
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○風間正子議長 | 討論なしと認めます。 |
議案第11号を採決いたします。 | |
議案第11号を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 |
〔賛成者起立〕
○風間正子議長 | 賛成多数であります。 |
したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 |
▽日程第4 議案第12号
日程第4 議案第12号 平成21年度秦野市伊勢原市環境衛生組合会計補正予 | |||
算(第1号)を定めることについて |
○風間正子議長 | 次に、日程第4 「議案第12号・平成21年度秦野市伊勢原市環境衛生組合会計補正予算(第1号)を定めることについて」を議題といたします。 |
これより質疑に入ります。 |
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○風間正子議長 | 質疑なしと認めます。 |
これより討論に入ります。 |
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○風間正子議長 | 討論なしと認めます。 |
議案第12号を採決いたします。 | |
議案第12号を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 |
〔賛成者起立〕
○風間正子議長 | 賛成多数であります。 |
したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 |
▽日程第5 議案第13号
日程第5 議案第13号 工事請負契約の締結について |
○風間正子議長 | 次に、日程第5 「議案第13号・工事請負契約の締結について」を議題といたします。 |
これより質疑に入ります。 | |
笠原国昭議員。 |
〔笠原国昭議員登壇〕
◆8番笠原国昭議員 [ 7 ] | 議案第13号の工事請負契約の締結について質疑を行います。 |
今回の工事請負契約の締結は、焼却場建設を前提とした工事契約であり、焼却場建設の落札が終わったことになっていますが、まだ契約には至っていません。しかも、入札業者から総合評価に対して疑義が出されている段階での解体工事であります。私は、時期尚早であると考えますが、いかがでしょうか。この前提と、秦野市と伊勢原市では入札に対しての考え方が若干違います。これらを含めて質疑します。 | |
第1に、入札参加業者選定基準と選定条件について。 | |
第2に、最低制限価格について、その決め方。さらには、あくまでも参考ということでありますが、条件つき一般競争入札における秦野市での予定価格に対する落札率、わかればよろしくお願いします。 | |
第3に、秦野市でこれまで総合評価方式の入札を行った件数、あればどんな入札を行ったか、聞いておきたいと思います。 | |
第4に、今回の工事で焼却場建設予定地は更地になる予定になっていますが、追加工事あるいは薬品の処理をどうするのか、聞いておきたいと思います。よろしくお願いします。 |
〔笠原国昭議員降壇〕
○風間正子議長 | 施設計画担当専任技幹。 |
◇安藤 茂施設計画担当専任技幹 [ 8 ] | それでは、笠原議員の御質問について、所管しております御質問についてお答えいたします。 |
1点目の入札参加業者選定基準と選定条件についての御質問でありますが、工事概要から申しますと、本工事はクリーンセンター建設用地確保のため、秦野衛生センター100キロリットルし尿処理施設の解体・撤去を行うものであります。入札参加要件といたしましては、登録業者、とび・土工・コンクリートといたします。経営事項審査総合評定値は、認定時の総合評定値が400点以上であること。特定建設業許可を必要といたします。また、所在地要件として秦野市及び伊勢原市内に本店を有していること。また、その他の資格要件といたしましては、本工事には施設内に併設しておりますし渣焼却炉の解体がございますので、ダイオキシン類対策特別措置法、廃棄物焼却施設内作業におけるダイオキシン類暴露防止対策要綱及び労働安全衛生規則等の関係法令を遵守させるため、請負業者に対し次に掲げる事項を義務づけいたしました。 | |
1つ目に、ダイオキシン類業務に係る施工部分においては、平成13年6月以降にダイオキシン類対策特別措置法施行令別表第1項第5号に掲げる廃棄物焼却炉を含む焼却能力1時間当たり500キロ以上の施設の解体・撤去工事を元請で受注した実績がある者により施工させること。このため、請負者はその者との下請契約書類及びその者が施工した当該業務の受注実績を提出し、発注担当の承認を受けること。 | |
2つ目といたしまして、労働安全衛生規則に規定するダイオキシン類業務に係る作業指揮者を配置し、その専任に関する届け出を行い、発注担当の承認を受けること。 | |
3つ目といたしまして、ダイオキシン類業務に係る施工に従事する者に対しては、労働安全衛生規則第36条の規定に基づく安全衛生特別教育規程第21条による特別教育を受講させ、その者の修了証の写しを提出させることでございます。 | |
4つ目といたしまして、空気中のダイオキシン類濃度の測定、汚染物のサンプリング調査等、労働安全衛生規則に定めるダイオキシン類暴露防止対策を適正に実施することなどを入札参加業者選定基準と選定条件にしております。 | |
それから、4点目の質問であります今回の工事で更地になるのか、追加工事はないのか、薬品等の処分はということでの御質問でございますが、1番目の今回の工事で更地になるのかという質問でございますが、工事対象施設は100キロリットルし尿処理施設であります。工事範囲は、機械設備、建築構造物の建屋とか各水槽、渡り廊下でございます。それから、外構設備、その他といたしまして、残し尿処分、それから残灰処分の解体・撤去をいたしまして工事範囲を更地にして、クリーンセンター建設工事の受注業者に引き継ぐ予定でございます。 | |
2番目の追加工事はないのかという質問ですが、現時点では追加工事は想定しておりません。 | |
3番目の薬品等の処分は、すべて設計に含んでおります。主なものといたしましては、し尿処理業務で使用しました脱水助剤、無機凝集剤、硫酸が各1立米及びメタノールが2,000キロリットル近く残っておりますので、専門業者が適正に処分いたします。 | |
以上でございます。 |
○風間正子議長 | 総務課長。 |
◇小澤 豊総務課長 [ 9 ] | それでは、私からは2点目の最低制限価格についてと、それから3点目の秦野市での総合評価方式の実績についての御質問にお答えいたします。 |
まず、2点目の最低制限価格についてでございますけれども、そのうちの1つ目、最低制限価格の決め方でございますが、本組合の契約事務につきましては、秦野市を例として行っております。また、平成20年4月1日より、契約事務のより一層の透明性と競争性を確保するために、入札事務を秦野市に委託しておりますことから、最低制限価格の算出は現在では秦野市で行っております。その算出方法は、有効入札者の入札金額の平均額に95%を乗じて算出をいたします。ただし、算出されました最低制限価格が予定価格の85%を超えるときには、最低制限価格は予定価格の85%となります。 | |
それから、2つ目の秦野市におきます予定価格の落札率でございますが、本組合は入札事務を委託しているという立場だけでございまして、現在その落札率につきましては承知をしておりません。 | |
それから、3点目の秦野市での総合評価方式による実績でございますが、これにつきましても秦野市にかかわる内容でございますので、お答えする立場にはございませんが、参考までにホームページで確認できました内容の範囲内で情報の提供をさせていただきます。 | |
秦野市では、平成20年度から市町村向け簡易型総合評価方式による入札を施行しております。これまでとり行いました入札でございますが、平成20年度では舗装工事が1件、平成21年度では土木工事が2件、建築工事が1件、合計で4件ということでございます。 | |
以上でございます。 |
○風間正子議長 | 笠原国昭議員。 |
◆8番笠原国昭議員 [ 10 ] | お答えできなかった部分については、後でまた別途聞きに行きますので、よろしくお願いします。 |
今回の落札価格は予定価格の約75%で、最低制限価格に近いものだという意味で、この落札価格をどう評価されているのか、できれば聞いておきたいと思いますが、いかがですか。 |
○風間正子議長 | 総務課長。 |
◇小澤 豊総務課長 [ 11 ] | 難しい質問でございますけれども、適正な入札結果によるということで、的確な落札率ではないかなということに思っております。 |
以上でございます。 |
○風間正子議長 | 他にございませんか。 |
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○風間正子議長 | これで質疑を終わります。 |
これより討論に入ります。 |
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○風間正子議長 | 討論なしと認めます。 |
議案第13号を採決いたします。 | |
議案第13号を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 |
〔賛成者起立〕
○風間正子議長 | 賛成多数であります。 |
したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。 |
○風間正子議長 | 以上で、この臨時会の会議に付議されました事件はすべて議了いたしました。 |
これで、平成21年秦野市伊勢原市環境衛生組合議会第2回臨時会を閉会いたします。 |
▼午前10時26分 閉 会