秦野斎場設計事業者選定公募型プロポーザルに関する情報を掲載しています。
秦野市伊勢原市環境衛生組合(以下「本組合」という。)が運営する秦野斎場は、昭和51年9月に供用を開始しましたが、建設から37年が経過し、火葬炉の旧式化、建物の老朽化がみられ、さらに増加が予想される将来の火葬需要に対応するため、本組合では、斎場施設の増築改修に着手することとしました。
火葬施設は、「墓地、埋葬等に関する法律」(昭和23年5月31日法律第48号)等 の関係法令を遵守する必要があるとともに、一連の葬送行為において終焉の場
としての尊厳性を保つ上で最も重要な施設です。
また、あらゆる立場や年齢の方に安全で利用しやすく、心穏やかに過ごせる施設として計画するとともに災害時においては、施設に重大な被害がない限り稼働を続けられる施設計画が必要な施設でもあります。
そのため、優れた技術水準及び実績を持ち、本組合が実施する秦野斎場増築・ 改修等施設整備工事の設計に誠意と責任をもって対応できる設計者を選定するため、施設設計に関する技術提案を公募しました。
実施期間 第1回選定・・・平成26年9月1日(月)
第2回選定・・・平成26年10月31日(金)
応募数 6者
最優秀事業者・・・株式会社類設計室
理由・・・・・・・株式会社類設計室の提案は、秦野斎場の立地環境を考慮し、
山並みになじむ屋根勾配の採用をはじめ、植生や地下水への
影響にも触れる細やかな配慮など秦野、伊勢原地域の自然や
歴史、風土といった特色をよく研究されており、この場所な
らではのアイデアが随所に織り込められていました。
また、コスト削減策として、建物の高さと柱間隔、基礎構
造まで検討したコンパクトで合理的な建物構成や耐用年数を
100年とする提案、さらに自然エネルギー(風、光、水)
の導入、清掃業務の省力化など、様々な点でより具体的な提
案がされており、事業者の本計画への強い参画意欲が感じら
れました。
※ 詳細について次のとおりです。
秦野斎場設計事業者選定公募型プロポーザルの実施結果について