組合事業に掛かる経費について(令和2年度版)
当組合では、「ごみ処理施設」と「葬祭施設」の管理運営を行っています。これら組合事業に掛かる経費の状況等について、令和2年度決算額に基づきご紹介します。
※令和3年度以降の状況は、当該年度の決算額が定まり次第、更新する予定です。
組合財政の特徴と市民の負担額
組合の運営を行うための財源のうち、毎年度6割程度は秦野市・伊勢原市から支払われる分担金でまかなわれています。令和2年度における両市民1人当たりの分担金負担相当額は
約7,057円(前年度比+502円)です。
令和2年度決算額
歳入2,937,264千円、歳出2,845,166千円、歳入歳出差引92,098千円となりました。
決算額の内訳は、こちら(PDF)をご覧ください。
財産の状況令和2年度3月末時点
施設 |
土地 |
建物 |
はだのクリーンセンター |
36,171.77u |
15,406.00u |
伊勢原清掃工場 |
20,678.86u |
6,612.70u |
秦野斎場 |
5,741.22u |
3,395.20u |
合 計 |
62,591.85u |
25,413.90u |
貯金(基金)と借金(組合債)令和2年度3月末時点
基金の内容 |
残高 |
施設整備に充てるための基金
(施設整備基金) |
15,331千円 |
組合債(借金)の返済に充てるための基金
(減債基金) |
115,694千円 |
職員の退職手当の支払いに充てるための基金
(職員退職給与準備基金) |
53,232千円 |
組合債(借金)の内容 |
残高 |
はだのクリーンセンター建設時に借入した組合債 |
3,309,635千円 |
秦野斎場の増築改修時に借入した組合債 |
1,658,154千円 |
ごみ処理に関わる経費【目的別】
中間処理費:1,448,794千円
はだのクリーンセンターと伊勢原清掃工場で可燃ごみの焼却処理や不燃・粗大ごみの選別・破砕を行うための経費です。この経費の中には、施設の管理運営に直接関わる経費のほか、議会費や総務費等、組織運営全体に関わる間接的な経費も含まれます。
最終処分費:342,192千円
「焼却灰」や「不燃物の破砕処理によって発生する細かな鉄くず」などの埋立処分・資源化処理に関わる経費、栗原一般廃棄物最終処分場の管理運営等に関わる経費です。
※当組合では、施設の経年劣化等を踏まえて、計画的に修繕整備を行っているため、これらの経費は修繕内容等によって年度ごとに大きく異なる場合があります。
今後の取組とお願い
焼却処理の1施設体制化
現在、老朽化が進む伊勢原清掃工場の
90t/日焼却施設を令和5年度末までに稼働停止し、焼却処理の「はだのクリーンセンター1施設体制化」を図るため、両市民の皆さまには、可燃ごみ減量の取組をお願いしています。
90t/日焼却施設の管理運営には、年間で数億円規模の修繕経費等を要しておりますので、
同施設の稼働停止は、当組合の財政面にとっても大きな削減効果を生むことになります。
ごみ処理経費の削減に向けて
ごみの減量化が進めば、こうした施設の管理運営に関わる経費のほかにも、ごみの中間処理によって発生する焼却灰等の処理・処分に関わる経費(最終処分費)など、削減できる様々な経費があります。
ごみ処理経費を削減し、
市民の皆さまのご負担を可能な限り減らしていくため、更なるごみの減量にご協力をお願いします。
このページの内容に関するお問合せは
0463-82-2500 総務課庶務班まで